和菓子屋悠の和菓子

亀戸天神の梅の花と噓と鷽(うそ)

こんにちは。和菓子屋悠の広報担当です。今日は亀戸天神にお参りに行ってきました。色々な種類の梅が咲いていました。来週か再来週には満開になると思うので、近郊にお住まいの方はぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。今日は梅の写真と亀戸天神のうそ鳥の話です。

亀戸天神には豊後梅や蝉梅、白加賀など色々な梅があり、それぞれの花の違いを楽しむことができます。ちなみに梅の花言葉は「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」です。

鷽(うそ替え)と嘘の関係

亀戸天神は鷽替神事(うそかえ)という神事を毎年1月25日に行っています。これは前の年についてしまった嘘をうそ鳥という鳥が身代わりでその罪を引き受けてくれるのですが、そのうそ鳥の木の彫り物を、年が明けた1月に神社へ返納し、新しいものと取り替え、また一年幸せに過ごせるよう祈るという行事です。古い「去年の悪(あ)しきはうそ(鷽)となり、まことの吉にとり(鳥)替えん」との言い伝えによります。嘘をつく前提なのが若干気になりますが。一年幸せに過ごせるようにという願いが込められた神事だそうです。

ちなみに1月25日というのは亀戸天神に祀られている菅原道真公の生まれ日と亡くなられた日と同じ日なんです。菅原道真といえば太宰府が有名ですが、東京だとこの亀戸天神が直系というか、末裔の菅原大鳥居信祐が建てた神社で、それもあって年明けのこの時期は受験合格の絵馬が境内にたくさんあります。受験なんて何年前だろう、、と思い出しながら、未来の自分のために頑張っている人たちが絵馬の向こうにいるんだな、と思いながらたくさんの絵馬を見入ってしまいました。前向きに何かに挑んでいる人やその周りの人たちの願いや祈りが絵馬には表れていて関係ない私が見てもとても力をもらえるというところも私が神社を好きな理由の一つです。次はどの神社に行こうか悩み中です。それではまた。

と思ったのですがすっかり忘れていました。当店では梅の落雁も取り扱っています。桐箱入りでのし紙も対応していますので、ぜひ春のいぶきを和菓子で感じられてみてはいかがでしょうか。

和三盆花落雁 梅 桐箱詰め合わせ

それではまた!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
PAGE TOP