小さな和菓子屋がやりたいこと

桐箱に入った和菓子がギフトに最適だと思う理由

こんにちは。和菓子悠の広報担当です。おいしいマルシェ様で記事を掲載頂いてから二週間でたくさんのご注文を頂きありがとうございました。現在発送に向けて職人が奮闘しておりますのでお品物の到着までいましばらくお待ちくださいませ。そんな折に恐縮ですが、今日は当店の商品をギフトとして贈って頂く品として最適な理由を書いていきます。

コストがかかっても桐箱でお届けする理由

当店の和菓子は一部の琥珀等や落雁をのぞき、ほぼ全て桐箱に落雁を詰めてお届けしています。これには大きく2つの理由があります。

まず第一に、桐の木は湿度が高いときには空気中の水分を吸い、乾燥すると水分を放出します。よって箱の中の落雁を湿気から守る効果があります。桐のタンスも同様の効果に加え、防カビや防虫の効果もありますね。そのため品質管理の側面から桐の箱を使用しています。

そして次に、桐箱でご購入頂くお客様やお土産やおもたせ、引き出物などのギフトとして贈られる方に喜んで頂きたいという気持ちから桐箱でお届けしています。私自身、桐箱に入った何かを頂く事で、贈られた方の気持ちや誠意をより感じることが出来ます。

恐らくですが、まず桐箱がそもそも高価であること、そして桐箱が醸し出す和の雰囲気や厳かな雰囲気がそうさせるのではないかと思っています。そういった理由から、当店では桐箱での製造は創業当時から続けていることで、当店の目標でもある「お客様とお客様の大事な方を笑顔に」という事を実現させる方法の一つでもあります。そのため、本当のところを申し上げると紙の箱の方がお値段も安く、また保管場所も取らない、軽いので運びやすいという利点がたくさんあるのですが、そういったコスパや効率性はいったん置いておいて桐箱でお送りしています。お客様からも「落雁を食べた後に箱だけ使っている」というありがたいお声や「高級そうな見た目でギフトとして贈った方に喜んで頂けた」といったお声を頂戴することも少なくありません。これからも桐箱入りの落雁でギフトとしてご利用いただけるように精進して参ります。

桐箱の他にも色々な面で改善を続けて行きます

また、桐箱だけでなく、緩衝材や封入する冊子、水引なども少しずつですが改善を加えており、プラスチックを出来るだけ使用しないことでサステナブルな商品を目指していたり、贈られた方が気に入って頂き、再注文していただきやすいよう封入する冊子をアップデートしたり、出来るだけ配送料を安くしてお手に取りやすい価格(品代プラス送料)にチャレンジしたりと色々な案を検討中ですので少しずつ情報をお出ししていきます。それではまた!

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