こんにちは。和菓子悠の広報担当です。少しずつ暖かくなってきましたが今日は少し肌寒かったですね。ダウンはもう着れないと思っていたのですが、この時期は着る服で悩むことが多いです。今日は干菓子と通販の相性について書きます。
干菓子とは
干菓子とは和菓子を水分量で分けた時、練り切りや羊羹、わらび餅、大福やまんじゅうなどの生菓子、最中や甘納豆などの半生菓子、そして落雁屋やせんべい、飴やかりんとうといった干菓子と分かれています。厳密に言うと以下の水分量の割合で区分されます。まんじゅうや大福は区分が生菓子と半生菓子の間に含まれるものが多いので区分が難しい和菓子になります。
生菓子・・・水分量が30%以上
半生菓子・・水分量が10〜30%以上
干菓子・・・水分量が10%以下
干菓子が通販に向いている理由
では水分量の低い干菓子が通販に向いている理由ですが、最も大きな理由は悪くなりにくい、腐りにくいと言う日持ちの部分です。水分量が少ないため、生菓子や半生菓子よりも日持ちが長くなります。製造してお客様からの注文を受け、発送してお客様の手元に届き、贈り物の場合はさらに日数がかかるため、短く見積もっても3,4日、長くて10日程度日数がかかってしまいます。生菓子や練り切りだと消費期限が大抵は当日、長くても翌々日程度が限度なので、配送中に傷んでしまい、お届けできないという事になります。ちなみに当店の干菓子や落雁は製造から90日、常温保存で大丈夫です。干菓子の中でも特に水分量が少なく日持ちが長いため、海外配送にも対応しています。最近は船便でも2,3週間で北米などに輸送できるため、海外のお客様にも当店の落雁を楽しんで頂くことが可能です。
生菓子や半生菓子を通販で買うには
これは製造元側の企業努力にはなりますが、クール便や冷凍便で通販を行うしか方法はありません。もしくは常温でも到着当日に必ず食べ切るかですが、例えば不在で受け取れなかった場合、翌日配送になってしまうリスクもあるためあまりおすすめできません。また、クール便など温度管理が必要な配送方法の場合送料が非常に高くなってしまいます。概算で1500円程度はかかるので約2倍の送料になります。これは以前ブログで書いた和菓子などの定単価商品の通販における送料の問題でも書きましたが、送料の割合が非常に高くなってしまいますね。
最後に
というわけで当店の落雁は通販に向いている日持ちのとても長い和菓子でした。贈られるお客様にとっても日持ちをあまり気にせずに好きな時に召し上がって頂けるという点でも贈り物に適した種類と言えると思います。ぜひご贈答の際には当店の落雁だけでなく干菓子を選ばれることをおすすめさせていただきます。とはいえ私はどら焼きや大福が大好きです笑
それではまた!
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